今回は仮面ライダードライブに関するコネタの第2弾です!「じゃあベルトさんよ!」に隠されたメッセージを読み解きます!
このサイトは仮面ライダーの専門サイトではないのですが、毎日確実に「仮面ライダードライブ ダサい」で検索をして訪問してくださる方がいらっしゃいます笑
というのも以前「仮面ライダーがダサいのには理由があった!最新作ドライブから学ぶ3つのマーケティング戦略」なんて記事を書いたからでしょうね。
今回は「じゃあ。ベルトさんよ!」に隠された重大なメッセージを考察したいと思います。「じゃあ、ベルトさんよ!」の台詞に大きな意味が隠されているかもしれないことにあなたは気づいていましたか?
「じゃあベルトさんよ!」に隠された重大なメッセージ!
では、記事タイトルにもある本題に移りたいと思います。
そもそも「じゃあベルトさんよ!」という台詞がいつのものだったか、覚えていらっしゃいますか?
これは進之助が初めてベルトさんに出会ったときに、ベルトさんのことを呼び捨てにするシーンですね。やり取りは大体以下のような感じです。思い出せましたか?
進ノ介「おいベルト!」
ドライバー「呼び捨ては失礼だね」
進ノ介「…じゃあ、ベルトさんよ! 俺はどうすればいい?」
ドライバー「変身したまえ」
こんなシーンがあったのを思い出せましたか?このシーンを見たときは、笑ったくらいだったのですが、後々になってこのシーンの持つ重大な意味に気づかされました。
というのも、ドライブに登場するアイテムの名称がそのことに関係しています。ドライブに登場するアイテムなどの名前はあえて子供にも覚えやすい名前にしているのだと思います。
そして、そのことを違和感なく伝える台詞こそが「じゃあ、ベルトさんよ!」にあるのです。
彼は、ベルトである「ドライブドライバー」に対して「おいベルト!」と呼びかけています。すると、ベルトは呼び捨てはないだろうという返事をするわけですね。
実際に番組をご覧いただいた方もこの会話の流れに違和感を感じた方はいらっしゃらないのではないかと思います。
この台詞から、進之介が比較的単純に物事を考える方(もしくはネーミングセンスがない笑)だというのが伝わってくると思います。
先にこのことを視聴者に伝えておくことで、今後の展開が非常にやりやすくなるというわけですね。少し前の放送では、ハンドルの形をした剣が登場しました。
彼は、その剣にも「ハンドル剣」という名称をつけます。本当に見たまんまです笑。ですが、ベルトさんの前例があるので、この流れもすんなりと受け入れることができるということです。
つまり、子供へのわかりやすさ=「彼のネーミングセンスのなさ」という設定に置き換えることに成功しているということです。
今後車のドアをモチーフにした銃(ドア銃)が登場することになるのですが、登場時にどのような会話がなされるのかということもこれまでの話から大方想像をつけることができますよね。
結局のところ何が言いたいのかというと、この「じゃあ、ベルトさんな!」という一言で、
・進之助の性格を的確にあらわす(というかネーミングセンスのなさ)
・子供でも覚えやすい名前が登場しても視聴者に違和感を与えない
・アイテムの名称を効果的に伝える
という3つのことを同時にやってのけたということですね。
ベルト、ドア、ハンドルを知らない子供というのはおそらくいないでしょう。ですので、子供たちが車のハンドルやドアを見たときには、ハンドル剣、ドア銃というでしょう。(親としてはたまったもんじゃない?)場合によっては「ハンドル買ってー!」なんて高度な要求が繰り広げられるかもしれません。
「じゃあ、ベルトさんよ!」はそこまでを考えての大きな意味を持った発言なのではないかなぁと個人的には感じています。
そう考えると、この一言の威力がお分かりいただけますよね?今後も変な名称(こどもでも覚えやすい)アイテムが増えてくることが予想されますね。
では、今回は「じゃあ、ベルトさんよ!」が作品と販促に与える影響について少々お話をいたしました。また何か思いついたら記事にしたいと思います。
私のメール講座では、ビジネスに関する話や今回のようなコネタなんかも配信をしています。
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