拙速巧遅でいこう！

あなたの人生を少しだけ楽にするかもしれない講座です。

拙速巧遅（せっそくこうち）という言葉を聴いたことが

ありますか？

これは中国の孫子に記載されている言葉です。

拙速は巧遅に如かずともいわれます。

漢字のままの意味ですが、「完成度の高いものを

作るのに時間をかけるよりも、完成度が低くても

速いほうがいい」ということをあらわしている故事です。

たとえ上手じゃなくても、迅速に物事を進めるべき

だということですね。

最初は誰だって、何をするときだってうまくいかないものです。

いきなり完璧というのはもちろん不可能なのですが、

仮にレベルが低いと思えるものであっても、迅速に

行動することで成果が出るまでの時間を短縮

することが出来ます。

私なりにこの言葉に加えて言うとすれば、

ある程度は見切り発車したほうが気楽です。

100%の状態ではなくても、「えいっ！」と

一歩を踏み出してみると、思っていたより

深刻ではなかったり、やってみなければ

わからなかったことがわかったりと、

何もしないでいるよりも気づくことが多いです。

いろいろと考えて悩む前に、

試してみましょうということでしょうか。