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サラリーマンが副業で人生を変えた話

書評「チーズはどこへ消えた」

 

チーズ

 

ネットビジネスに役立つ書籍を紹介します。

今回は「チーズはどこへ消えた」です。

 

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、

10年位前に大ヒットした書籍です。

 

私たちは物事を正しく捕らえることができて

いるでしょうか?環境の変化に備えることが

できているでしょうか?

 

この書籍はそんなことを気づかせてくれる

一冊です。

 

この本の内容を簡単に表すとすれば、

・事実を正しく捉えられているか?

・環境の変化に対応できるよう準備しているか?

といったあたりでしょうか。

 

今回はこの書籍の内容と、この書籍から

わかることをお伝えしたいと思います。

 

 

①書籍要約

 

この物語に登場するのは二人の人間と

二匹のねずみです。

 

彼らは冒険の末に捜し求めていたチーズを見つけます。

そして彼らは、見つけたチーズの近くに住むことにしました。

(この本におけるチーズというのは、成功や自身の

求めているものとして語られています。)

 

 

彼らは毎日朝起きてはチーズのあるところにいきます。

そして、一日チーズを堪能しては、家に帰るという生活

を続けていました。

 

そんなうちにチーズに異変がおきていたのですが・・・。

 

そのことに気づいているものと気づいていないものが

いました。

 

そしてある日、いつものようにチーズがある広場に行くと、

そこにあったはずのチーズがなくなっていたのです・・・。

 

二人の人間は現実を受け入れることができません。

誰かがチーズを隠したのではないか?

明日になったら帰ってくるのではないか?

そんなことを考えながら、チーズがあったはずの場所に

立ち止まってしまいます。

 

一方ねずみたちはチーズが将来なくなってしまうこと

を予期していたようです。そして、チーズがなくなった

時にすぐに新しいチーズを探すために走り出すことが

できたのでしょう。

 

 

毎日同じことを続けていたのですが、二人の人間と、

二匹のねずみの間には異なった認識がありました。

 

二人の人間はチーズは永遠にそこにあると考えて

いましたし、なくなってしまったことを受け入れることが

できませんでした。

 

一方のねずみたちは、毎日チーズの様子をチェック

していましたし、チーズがなくなったときに、現実を

正しく認識し、新しいチーズを探しに飛び出すこと

が出来たのです。

 

 

 

②書籍のポイント

 

この物語の中にはたびたびチーズが登場します。

この書籍におけるチーズというのは成功の象徴

あらわしています。それは人によっては成功だったり

家族との暮らしであったりとさまざまなようです。

 

私たち人間は知恵があるからこそ、事実を

正しく受け入れることが出来なくなることが

あるようです。

 

二人の人間ははチーズがずっとそこにあるはずだ

と信じて疑っていませんでした。ですが、状況は

少しずつ変わっていたということにチーズがなくなって

から初めて気づくことができたのです。

 

反して、2匹のねずみは毎日チーズに異変がないかを

毎日調べていました。そして、チーズがなくなったある日、

彼らは新しいチーズを見つけるために、再度冒険に出た

のでした。

 

人間は知恵があるからこそ事実を受け入れられない。

ということが良くあるのではないでしょうか。

 

明日こそチーズが戻ってくるはずだ、どこかにチーズが

隠れているに違いないといった余計な思考を持って

事実を正しく認識することが出来ないということです。

 

希望的観測や願望に従った判断は事実をゆがめて

しまう危険があるということだけは忘れてはならないこと

でしょう。

 

③気づいたこと

 

私たちは、知恵があるからこそ、それが時として

私たちの思考や判断を誤らせてしまいます。

 

何かの分野で自分の望む成果を手に入れたとしても、

それが永遠に続いていくという保証はどこにもありません。

常に時流を読み、新しいことに挑戦し続ける必要がある

ということを教えてくれる本でした。

 

 

凄く薄い本なので、あまり本を読まないという方でも簡単に

読むことが出来ると思います。ブックオフ等の古本屋に

行けばたいていのお店で安く手に入ると思いますので、

購入されてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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